20140112 『私もあなたを罪に定めない』 岩井基雄牧師

『私もあなたを罪に定めない』 

「イエスは言われた。『わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。今からは決して罪を犯してはなりません。』」 (ヨハネ8:11)

この部分は、有力な古い写本に欠如しており、文体等からも、本文に含まれていなかった可能性がある。しかし、私たちはこの出来事の中に、救いと赦しの本質を見ることができる。

姦淫の現場でとらえられたこの女性がイエスのもとに連れてこられたのは、イエスを告発する理由を得るためであった。姦淫は十戒の中でも禁じられており、違反した場合には石打による死刑に処せられた故に、律法学者やパリサイ人がイエスに尋ねるまでもなく、答えは明白であった。しかし、彼らがイエスのもとへやって来たのは、女を赦せば明らかに律法違反であり、石打ちを認めるなら、イエスが教えてきた愛とも反し、ローマの法秩序を無視する者として訴えることが出来たのだろう。しかし、女性だけが連れてこられた背景には、策略の可能性も小さくない。

たとえ策略に嵌められたとしてもこの女性は明らかに罪を犯し、裁かれて当然であった。しかし主イエスは、彼女と同じく身をかがめ愛を注ぎ、彼女を裁こうと石を携えてきた人々の心の闇に光を当てられた。ただ一人彼女を裁くことのできる主も、彼女を裁かず、赦しを宣言された。彼女の驚きを思う。しかし罪赦された者としての歩みへと主はこの女性を、そして私たちを導かれる。主の赦しと救いは、私たちにいのちと力を与える。

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