20141005『ろばの子に乗って』ヨハネ12:9-19 岩井基雄牧師

「イエスは、ろばの子を見つけて、それに乗られた。それは次のように書かれているとおりであった。『恐れるな。シオンの娘。見よ。あなたの王が来られる。ろばの子に乗って。』」

                  (ヨハネ12:14-15)

 エルサレム入城の記事は4つの福音書に描かれている。しかし、ヨハネはその意味を旧約からの引用を持って、ゼカリヤ書の文脈が示す王の諸国民に対する関係を中心として描いている。

 当時のイスラエルの人々は、熱狂的な民族主義をもってローマ帝国をうち倒し、イスラエル王国を建て上げるイスラエルの王を待ち望んでいた。しゅろの木の枝を取って…という行為はその彼らの熱狂的な姿と歓迎を描くと共に、ろばの子に乗ってエルサレムに入場されるイエスの姿を描いている。ゼカリヤ書では「軍馬」ではなく「ろば」に乗る王を描いている。預言者イザヤが描いた「良い知らせ」は、「あなたの神が王となる」という宣言であった(イザヤ52:7)。その成就は、イザヤ53章に描かれる「苦難のメシヤ」を通して成就される救いの完成であり、全ての諸国民の王として、主が完全な平和を成就してくださる約束であった。

 人々の期待通りに事は進まなかった。主はその後まっすぐ十字架に向かわれた。しかしそこにこそ、主のご計画があった。私達の思いを遙かに越えて、神のみわざは完成し、私達に救いと平安を与えるのである。十字架を見上げ、主を王として迎えよう

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