20150531 『高慢と誘惑』 サムエル14:25-33 岩井牧師

『高慢と誘惑』 

「それで、ヨアブは王のところに行き、王に告げたので、王はアブシャロムを呼び寄せた。アブシャロムは王のところに来て、王の前で地にひれ伏して礼をした。王はアブシャロムに口づけした。」                     (サムエル14:33)
私たちの心の闇は深い。ダビデの長子アムノンが異母妹タマルを辱め、さらに嫌い遠ざけることによって受けたタマル自身の心の傷辱めは尋常ではなかった。タマルの実兄アブシャロムは2年に及ぶ計略によってアムノンを殺害する。しかし、ダビデはそこでも沈黙を続け、ヨアブの安易な執り成しによってアブシャロムに謹慎を命じるだけの処罰しかできない。子供達の罪の深さに対し、明確な指導ができない父の無力さは闇の大きさを示すが、その闇はさらにアブシャロムの中で深まっていく。
アブシャロムは有能で麗しい男性だったようだ。アムノン事件以降彼が受けた扱いに同情もあったのだろうか。彼が自分の闇と向き合う姿はない。父ダビデと会うためにヨアブの畑に火をつけるほどの傲慢、自己中心さを露わにする。しかし、ダビデはその彼をも取り扱えない。そこにダビデの闇があり、誘惑がある。
ついにアブシャロムは父の前に出ることを許される。表面を取り繕う敬礼と口づけが空しく描かれている。罪を罪として認めることは誰にもできることではない。誰もがその現実から逃避しようとする。しかし、聖霊に導かれる者は、主の愛を受けて、赦しを与える主の恵みと義に進んでいく。あなたはどうだろうか。

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