20151018 『あらゆる困難の中でも』 コリント11:16-33 岩井牧師

『あらゆる困難の中でも』  

「 だれかが弱くて、私が弱くない、ということがあるでしょうか。だれかがつまずいていて、私の心が激しく痛まないでおられましょうか。もしどうしても誇る必要があるなら、私は自分の弱さを誇ります。」                     (コリント11:29-30)

 私たちは、人生において、様々な比較を他の人としてしまう。そして優越感や劣等感を抱えてしまう。何に価値を置き、何を誇りとしているかによって人生のとらえ方はかなり異なってくる。
 パウロは、自らの弱さを誇りとするようにと人々にも促し、自らもそこに価値を置く。それは自分の内におられる主権者なる主ご自身のみを誇ることに繋がっていくからだ。主を誇りとするものは、他者との比較から自由になっていくことができる。しかし、ここでパウロはコリントの教会に入り込んできた歪んだ価値観の故に、自らが通ってきた歩みや困難を語り始める。
 それは、パウロがそれを誇りとしているのではなく、真の誇りは主にあるという文脈で語られ、偽教師へのアイロニーでもある。それを鑑みても、パウロが通ってきた人生は壮絶である。しかしパウロはそれをやむなく語る中にあって、何よりも自分に与えられた主の恵みは充分であるという主のメッセージから自分を見ている。どんな困難があろうとも、死に瀕するような迫害を通ろうとも、恵みの主が共におられ、主の憐れみの中を生かされる喜びをパウロは語り続けている。あらゆる困難の中でも主を喜び、賛美し、主を誇りとする人生の輝きは、私達にも用意されている。どんな中でも主ご自身を待ち望む者とされたい。

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